世界遺産「古都京都の文化財」ですが、平安時代から江戸時代まで日本の首都が置かれた京都は、政治経済の中心地であるとともに各時代の文化を牽引し、日本全国の建築、造園、都市計画などの発展に大きな影響を与えてきたこと京都の建造物群は各時代の建築様式や庭園様式の代表例であり、自然環境と融…… more 合した景観は日本独自の精神性や文化を表していることが評価され、1994年に、世界遺産に登録されました。　該当する「登録基準」は、(ii)と(iv)です。(ii)「建築、科学技術、記念碑、都市計画、景観設計の発展に重要な影響を与えた、ある期間にわたる価値観の交流又はある文化圏内での価値観の交流を示すものである。」(iv)「歴史上の重要な段階を物語る建築物、その集合体、科学技術の集合体、あるいは景観を代表する顕著な見本である。」　構成資産は、京都府京都市（以下の1.〜14.）、宇治市（以下の15.〜16.）、滋賀県大津市（以下の17.）に点在する次の17資産です。賀茂別雷神社（＝上賀茂神社）賀茂御祖神社（＝下鴨神社）教王護国寺（＝東寺）清水寺醍醐寺仁和寺高山寺西芳寺（＝苔寺）鹿苑寺（＝金閣寺）慈照寺（＝銀閣寺）天龍寺龍安寺本願寺（＝西本願寺）二条城平等院宇治上神社延暦寺（＝比叡山延暦寺）　これら17の構成資産の中で、私が現時点（2017年4月1日現在）で訪問したことがあるところは、清水寺、仁和寺、高山寺、西芳寺（＝苔寺）、鹿苑寺（＝金閣寺）、慈照寺（＝銀閣寺）、天龍寺、龍安寺、平等院、宇治上神社、の10資産です。一方、17の構成資産の中で、現時点で訪問したことがないところは、賀茂別雷神社（＝上賀茂神社）、賀茂御祖神社（＝下鴨神社）、教王護国寺（＝東寺）、醍醐寺、本願寺（＝西本願寺）、二条城、延暦寺（＝比叡山延暦寺）、の７資産です。そのため、今後、京都に行くという場合、現時点で訪問したことがない７つの構成資産をターゲットにしたいと考えているところです。  close

世界遺産「古都京都の文化財」の構成資産