バンコクに着いてから夕方前 少し散歩に出かけました アジトのロイヤルオーキッドシェラトンの護岸には シープラヤという名の船着き場があります ここはチャオプラヤー川の水上交通が頻繁に発着しています 河を南北に走る船はすべて停泊しますし 対岸に行く船もあります これは対岸のレス…… more トランに行く専用船です 渡る５分間ほどの間にも船上でドリンクなどのサービスがある船です 私が乗りましたのはチャオプラヤーエキスプレス 川を南下する船でした この船は売り場でチケットを買いますと 外国人ならフリーチケットを高い値段で買わされますが 何も買わずに勝手に乗ればよいのです 乗船後車掌のオネイさんが来て 行き先を言えばローカル区間運賃で乗れます 船の種類によって値段が違いますが あまり細かいことは気にしない方が良いと思います １０円２０円ほどの差で時間が無駄になります シープラヤを南に出航しますと 左手には当時の最高峰ホテルが見えてきます オリエンタルホテルですね あくまで格式が最高峰です 最高級ホテルではありません そして私がおりましたのはこのホテルの先です ホテルはシャングリラホテル 船着き場はサートンタクシン ここでＢＴＳと連絡しています このチャオプラヤー川に面した高級ホテルは 公共交通の便があまりよくないのです バンコクに観光に来る人たちはタイの安い物価を利用して 公共交通など利用しません なのでそういうものは必要なかったのだと思いますが ここ１０年ほどの経済発展で そういう構造がひっくり返りましたね なのでこの川沿いのホテルはすべて斜陽になっています タクシンの船着場周辺は ちょっとした下町の繁華街で ロビンソンデパートなどがあって散歩にはちょうど良いのです この写真で何かお気づきになりませんでしょうか 街を行く人たちのシャツ 半分近くが黄色になってますね ２００６年と言いますのは タイで軍事クーデターが起きた年です ９月１９日でしたので このブログの旅はその３か月前です この時の首相は悪名高きタクシン 大富豪なのでいわゆるバラマキ政策を行っていたわけです 票田の地方貧困層にばらまく政策 そのタクシン派が着るシャツが赤シャツ 反対派が着るシャツが黄色シャツ ただ そういった区別があるだけで 街中で赤シャツを見かけることはほとんどありませんでした 黄色シャツを着ることがステイタスのような雰囲気がありましたね 政治色をつけて着るというより 当時のプミポン国王の色だから着る・・・と 最終的には言い訳できるからでしょうか 前国王プミポン大王は絶大な尊敬と支持を得ていましたからね 現国王は・・・・・う～～～～～～～ん・・・・・ 不敬罪にはなりたくありません(笑) close

2006年06月 アンコールと首長族の旅part3 8/9