過去旅シリーズです このシリーズのパート１は上海編 パート２はカンボジアのアンコール遺跡編 そしてこのパート３は首長族編です 今 首長族という言い方をしてもよいものかは不明ですが 当時まだカヤン族はこの呼び方が一般的でした タイ王国は実は多民族国家なんです 多くは一般タイ人 …… more これは昔タイ中部を中心としたシャム族と華僑が混じった人たちです そしてタイの端の方 東北地方イサーンはクメール人に似た人 南部はマレー人系 北部はヤオ族やらミャオ族やら中国の少数民族とその混血 西部はシャン族やカレン族 そしてこのカヤン族もタイ西部からミャンマーにかけています 私が子供の頃 世界の不思議やそういうテレビ番組で 世界遺産への興味がわいたのと同じく この首長族や 下唇にわっかを入れる民族 皮膚にワニのような模様を刻む民族 ちんちんに長い棒をかぶせる民族など 奇怪な慣習の民族にも興味がわいていたのですが その中で結局この首長族の集落が一番行きやすいということで この年の夏の旅行に行くことにしたのです カンボジアのシエムリアップから バンコク航空でドンムアン空港に着いた後 すぐに国内線に移動しました タイ航空の国内線でまずはチェンマイに向かうためです タイ航空の国内線のラウンジからは ノックエアの飛行機の写真を多く撮っていたようです これはＡ３２０－２００ですね 多分このころは珍しかったのだと思います タイ国際航空の子会社として発足したＬＣＣですが まだこのころはタイ航空の補完的な路線運用でした タイ航空の国内線路線は バンコクをハブとして地方へワンフライト 地方どうしの路線はほぼゼロでしたので タイ航空が飛んでない地方への路線と 比較的規模がある都市間の横移動に使われていたのです それも今では他社にほとんど置き換わっていますね チェンマイに飛んだのは 目的地メーホーンソンへの直行便がないためです ハードディスククラッシュで１/３ほど画像をなくしていますが このワット・チェディルアンの画像だけ チェンマイ風景として残っていました チェンマイでは１泊した後 チェンマイ空港からメーホーンソン行きの飛行機に乗りました この路線は数少ないタイ航空の地方都市間路線でした チェンマイ空港のラウンジはセキュリティ外にありまして 当時は国際線国内線共用でしたが 今は違うでしょうね パン的なものをとったのですが ものすごく甘いクリーム入りの揚げパンでしたので 申し訳なかったのですが一口だけであとは残しました ここでもノックエアの写真を撮ってたようです ＡＴＲ７２－２００ですね 多分・・・あくまで多分ですが タイ航空の払い下げだと思います チェンマイからメーホーンソンまでは 確か１２０～１３０マイルほどだったと思います ＡＴＲで小一時間 この空港は世界でも有数の 離着陸が非常に難しい空港と言われています なぜならこの町は小さな盆地で 周囲を山に囲まれているからです 赤いマーカーで囲まれた部分が平地です 空港はそのなかほど右寄りに滑走路が見えますね チェンマイは東（右）です 飛行機は周りの山に接触しないように降下をし 空港の北側を東から西に行きすぎます そして行きすぎてすぐに１８０度の左急旋回をして 体勢を立て直したとたんに着地するのです 離陸するときも左（西）に向かって離陸して 浮いてすぐに右１８０度旋回で空港の北に出て 東に急上昇して行くのです 滑走路のすぐ東横にこんな山があるので この方向からの進入やこの方向への離陸はできません （この画像はスクショですが載せても良いのでしょうかね） close

2006年06月 アンコールと首長族の旅part3 1/9