こんにちは てぃんです。 今日は世界遺産”タージ・マハル”についてまとめていきます。 誰もが知っている、超有名な世界遺産ですね。 タージ・マハルとは インドの北部”アーグラ”というところにある世界遺産です。 ムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンが、1631年に死去した愛妃ムム…… more ターズ・マハルのため建設した総大理石の墓廟です。 墓廟（ぼびょう）とは、亡くなった方を祀る建物を指します。 日本でいうところのお墓は、建物ではありません。そこが違いですね。 別名”愛の墓廟” ムムターズ・マハルのために作られた墓廟。 シャー・ジャハーンはこの愛妃をとても愛していたと言われています。 たしかに、この建物の壮麗さ、壮大さをみると愛の強さがよくわかります。 シャー・ジャハーンは生前、タージ・マハルと川を挟んだ向かい側に対になるよう、黒い大理石で自分の墓廟を建設する計画を夢見ていました。 しかし、タージ・マハルに費やした費用が莫大で合ったため国庫は底を尽き、最後は実の息子に幽閉までされて、その夢は文字通り夢と散ってしまったのです。 計算された、左右対称 タージ・マハルは、左右対称に作られているところが美しさのポイントになっています。 美しい曲線を持つドームを中心に、4本のミナレットが左右対称に配されています。   イスラム教ではこの左右対称性こそがもっとも理想とした形式美であり、秩序の表れと考えられていたからです。   南端の約1/4部分は前庭があり、その北端にある大楼門を挟み広がる庭園は一辺296mの正方形であり、水路と遊歩道によって東西南北それぞれに2等分され、さらにそれぞれが4つの正方形で区分されています。 建築様式 ムガル建築によって建てられた、代表的な建築物になります。 ムガル建築 ムガル建築は、ムガル帝国の範囲にわたって16〜18世紀にムガル帝国の皇帝、皇族らによって開発された”インド・イスラーム建築”の一種であり、 イスラム教のモスクや廟堂、宮殿、城塞建築などに使用されました。 また、インドの風土に合わせて発展した歴史を持つのも特徴です。   これらの建築物は正方形の庭園の中心に廟堂があり、四方のどの門から入っても同じ景色が目前に広がるように設計されていることが多いです。   しかし！！！ 長方形構造と墓廟を北の端に配したタージ・マハルは少し例外的です。 また、敷地内にモスクを持つ事もかなり独特で、特徴的であるといえます。   具体的な建築物 詳しくみていきましょう。 タージ・マハルは南北560m、東西303mの長方形の敷地にあります。 これが大楼門です。   その北には敷地の約1/4を占める基壇の上に、廟堂を中心に西側にモスク、東側に集会場があります。 これが廟堂を中心に左右にあります。 南の大楼門はダルワーザー、ムガル式四分庭園はバギーチャー、西側のモスクはマスジド、東側の迎賓施設はミフマーン・カーナー（ジャマート・カーナー）、そして高さ42mの4本の尖塔（ミナレット）を従える墓廟はマウソレウムといいます。 尖塔（ミナレット）です。 とても簡素な作りになっており、主役の墓廟を際立たせるとともに、全体で視覚的なバランスに寄与しています。 登録基準 前に登録基準についてまとめた記事はこちら。 世界遺産登録基準は(ⅰ)、ひとつだけです。 登録基準Ⅰ 人間の創造的才能を表す傑作である。   うーむ、なんだか少し寂しい感じもしますね。 建築様式から他文化交流、歴史を感じるんですけど… そこは評価されなかったんですね。 まとめ いかがでしょうか。 今回はインド、アーグラにあるタージマハルについてまとめていきました。 アーグラという街、ディズニー映画”アラジン”の街・アグラバーのモデルにもなっている街です。 そう聞くと、街自体も魅力的に感じてきますよね。 僕も行ったことがないのですが、死ぬまでに絶対に行きたい街＆世界遺産になります。   コロナが落ち着いたら、是非行ってみたい… にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 The post 【世界遺産】愛の墓廟”タージ・マハル”。シャー・ジャハーンの愛の強さがすごすぎた。 first appeared on 薬剤師てぃんの勉強ブログ. close

【世界遺産】愛の墓廟”タージ・マハル”。シャー・ジャハーンの愛の強さがすごすぎた。