こんにちは、ティンです。 今日はヴェルサイユの宮殿と庭園についてまとめていきます。 マリーアントワネットでも有名ですね。 日本人もほとんどの人が聞いたことがあると思います。漫画の影響でしょうか？笑 ヴェルサイユの宮殿 パリの南西約２０キロにあるヴェルサイユ宮殿は１６６１年に太陽…… more 王ルイ１４世によって建設された王宮です。 宮殿内には地方の有力貴族の居住空間も用意され、権力の一極集中を実現していました。 フランス絶対王政の象徴的建造物とも言われる所以ですね。 宮殿はルイ14世をはじめとした王族と、貴族たちが国政を議論する場であり、時には社交場にもなりました。 その結果、ルール・エチケット・マナーが生まれたと言われてます。 贅の限りを尽くして築かれた宮殿や庭園は、フランス・バロック様式の最高傑作とたたえられています。 また、マリーアントワネットが過ごしたところでも有名です。 ルイ１４世の時代 ブルボン朝、第3代のフランス王国国王が、ルイ１４世です。 太陽王とも呼ばれ、ブルボン朝の最盛期を築きました。 1659年のピレネー条約によってスペインの弱体化が進み、フランスの優位の時代になりました。 ルイ14世は「盟主政策」と呼ばれるフランス王権を中心としたヨーロッパ体制の構築を企図しており、その最大の障害は疲弊したスペインではなく、海外貿易で莫大な富を築いていた新興勢力のオランダ（ネーデルラント連邦共和国）であると考えられていました。 その後、オランダとの争いの後、より強い影響力を持つことになります。 スペイン、オランダといった当時の強国をも凌ぐ強いフランスを確立させたことが、ルイ１４世の絶対王政の根底になっているんですね。 登録基準 (ⅰ)（ⅱ)（ⅵ）の３つが登録基準として認められています。 登録基準に関する記事はこちら。 登録基準ⅰ 人間の創造的才能を表す傑作である。 これはいうまでもありませんね。 誰がみても素晴らしい傑作だと感じることができるので、これを満たします。 登録基準ⅱ 建築、科学技術、記念碑、都市計画、景観設計の発展に重要な影響を与えた、ある期間にわたる価値観の交流又はある文化圏内での価値観の交流を示すものである。 当時、１７世紀のフランスは、ルイ１４世の統治下、絶大な影響力を発揮し、権力を誇示しました。 その権力を示すためにも建築されたとされているヴェルサイユ宮殿は、ヨーロッパの中心で、周辺貴族との交流を認める遺産として適していると考えられます。 登録基準ⅵ 顕著な普遍的価値を有する出来事(行事)、生きた伝統、思想、信仰、芸術的作品、あるいは文学的作品と直接または実質的関連がある(この基準は他の基準とあわせて用いられることが望ましい)。 この基準は他の基準と一緒に認められることが多いです。 なぜなら、ほとんどの遺産がこの条件を満たすからです。 この登録基準だけを満たすものの特徴として、負の遺産があります。 原爆ドームやアウシュビッツなど、歴史的にも後世に残していく価値があるけど、世界遺産として評価するには難しいものに対して、この登録基準が使われます。 この遺産に関しては、顕著な普遍的価値を有する芸術的作品という点で評価されたのかと思います。   つまりこの世界遺産は 価値観の交流を示す顕著な普遍的価値を有する出来事、芸術のある人間の創造的才能を表すもの ということになりますね。 まとめ いかがだったでしょうか。 今回は世界遺産の裏にある世界史について、簡単に掘り下げてみました。 ヴェルサイユの宮殿と庭園には、フランスブルボン朝時代の、ルイ１４世の輝かしい面影を残しているんですね。 さあ、フランスに行きたくなってきました。 気を紛らわすために、今日はワインを嗜むとしましょうか。 にほんブログ村 にほんブログ村The post 【世界遺産】憧れのフランス！！ヴェルサイユの宮殿と庭園をまとめてみた first appeared on 薬剤師ティンの勉強ブログ. close

【世界遺産】憧れのフランス！！ヴェルサイユの宮殿と庭園をまとめてみた