日本の世界遺産の中で、私ティンが最も好きな遺産。 それこそまさに、京都です。 今まで、人生で10回は旅行していると思います。 東京から自転車で行ったこともあります笑 都道府県魅力度ランキングでも、常に上位に君臨している千年の都・京都。 まさに日本文化の象徴である京都をまとめていき…… more ます。 世界遺産としての京都 京都には、世界遺産がたくさんある。 そういった認識の方、たくさんいらっしゃると思います。 私ティンも、世界遺産検定を受験する前は同じ認識でした。 しかし、正確には違うんです。 ”古都京都の文化財”という、ひとつの世界遺産の構成遺産として、複数の神社仏閣が含まれるんです。 こんなかんじですね。雑ですみません笑 構成遺産 京都府ホームページから引用します。 賀茂別雷神社（上賀茂神社）（京都市北区） 賀茂御祖神社（下鴨神社）（京都市左京区） 教王護国寺（東寺）（京都市南区） 清水寺（京都市東山区） 延暦寺（滋賀県大津市坂本本町・京都市左京区） 醍醐寺（京都市伏見区） 仁和寺（京都市右京区） 平等院（宇治市） 宇治上神社（宇治市） 高山寺（京都市右京区） 西芳寺（苔寺）（京都市西京区） 天龍寺（京都市右京区） 鹿苑寺（金閣寺）（京都市北区） 慈照寺（銀閣寺）（京都市左京区） 龍安寺（京都市右京区） 本願寺（西本願寺）（京都市下京区） 二条城（京都市中京区） 以上、１７の構成遺産があります。 どれも有名な遺産であるため、聞いたこと見たことがある人もたくさんいると思います。 登録基準 さて、ではなぜ京都が世界遺産に登録されたのか、登録基準を見てみましょう。 登録基準は以下の二つです。 登録基準（ⅱ） 登録基準（ⅳ） それぞれ、どんな基準だったか、確認します。 世界遺産登録に関する記事はこちらからどうぞ。 登録基準（ⅱ） 建築、科学技術、記念碑、都市計画、景観設計の発展に重要な影響を与えた、ある期間にわたる価値観の交流又はある文化圏内での価値観の交流を示すものである。 登録基準（ⅳ） 歴史上の重要な段階を物語る建築物、その集合体、科学技術の集合体、あるいは景観を代表する顕著な見本である。 なるほど。 つまり京都の世界遺産は ある期間・文化圏内での価値観の交流があり、歴史的にも重要な建築物があるところが高く評価されているということがわかります。 古都京都の文化財の世界的な評価点 登録基準から、世界から見た時の京都の評価点がわかりました。 ある期間・文化圏内での価値観の交流があり →登録基準ⅱ 歴史的にも重要な建築物がある →登録基準ⅳ ここについて掘り下げてみましょう。 京都は千年京とも呼ばれ、平安から江戸にかけて、長い間、日本の中心でした。 平等院などの平安時代の遺産からは公家社会 高山寺などの鎌倉時代の遺産からは武家社会 天龍寺や慈照寺（銀閣寺）などの室町時代の遺産からは公家社会と武家社会が融合した「わび」「さび」の美意識 本願寺からは安土桃山時代の桃山文化 などなど、それぞれの遺産がそれぞれの時代の文化や流行りなどが反映されていることがわかります。 それらの建造物は、海外（主に中国）から輸入された文化から日本で独自に進化した文化とみなすこともできますよね。 つまり、アジア圏内で文化の交流があったこと、平安から江戸までの各時代を象徴する建造物や文化財が数多く残されているところが、高く評価されています。 まとめ いかがだったでしょうか。 世界遺産を新しい角度から見ることができましたか？ 登録基準を見ると、世界からみてどこが評価されているのか。つまり外国人はどういったところを見ているのかを知ることができます。 ただ美しいと思って眺めるより、そういった背景を知ってから観光すると、より一層京都が素敵なところに見えてきますね。 にほんブログ村The post 【世界遺産】日本人の心の故郷、世界遺産である”古都京都の文化財”をまとめてみた！！ first appeared on 薬剤師ティンの勉強ブログ. close

【世界遺産】日本人の心の故郷、世界遺産である”古都京都の文化財”をまとめてみた！！