2017年8月：旅日記-４未完の世界遺産　サグラダ・ファミリア  2000年から17年もの月日が流れました。何度も再訪をのぞみながらも、夫は仕事のイベントでバルセロナを訪れる機会があった事も有り、プライベートの旅の目的地として何度も却下され、やっとの説得で念願…… more 叶った2017年夏の旅でした。  初めてバルセロナを訪れ、親愛なるGaudi様の建築物の虜になったのは勿論ですが・・・・彼にまつわる本を数冊読み、サグラダ・ファミリアに生涯を捧げたGaudi様の人生に何とも言えない感情を抱いた事、また、彼の人生のパトロンとして支え続けたグエル氏の姿勢にも共感を得た事。私がこよなくバルセロナとGaudi様を愛す理由です。 ３１才という年齢でこの建築物と出会い、彼の人生が大きく変化し、晩年は建築の為に献金集めに奔走し、路面電車にひかれ、1926年6月10日７３才で最後を迎えた時、ホームレスと間違われた事は有名な話です。サグラダ・ファミリアの建築に人生を捧げたGaudiとわかるまで数日かかり、葬儀はバルセロナの街中に人々が溢れたそうです。サグラダ・ファミリアの地下礼拝堂で今もこの建築をGaudiは誰よりも嬉しく見守ってくれているのでしょう。  今もなお続く建設の費用と人件費は、個人からの献金と入場料などの観光収入でまかなわれています。建築家や彫刻家さんのボランティアも多く参加し、皆の協力で今日に至りますが・・・日本人として、４０年以上も彫刻家として主軸の地位にいらっしゃる外尾悦郎さんは誇らしいですね。”親愛なるガウディ様”から始まる外尾さんの大昔のネスカフェのCMも忘れられません。  日本の○○建設が出向き、建築にかかわればもっと完成も早いのでしょうけれど・・・特定の企業が作ったという看板が出来たらサグラダ・ファミリアではなくなってしまうのですから。。。Gaudi様の没後１００年にあたる2026完成目標らしいですが・・・どうでしょう？私はまだまだ続く気が今回しました。コンピューターもCGも何もない時代、直線でなく、あの曲線中心の多い建物の設計を考えた彼の頭の中はいったい？どういう頭？とそれを考えると、私のポンコツ頭から煙が出るのです。このサグラダ・ファミリア以外の建築物を見ても明らかですが・・・Gaudi様の建物は本当に曲線が多く使用され、又自然光や風・音が計算され尽くし入る工夫が多く施されているのです。世界何処をどう探してもこんな教会は無いでしょう。。。。 自分が足腰元気な間にこの素晴らしい教会の完成を目視出来ることをひたすら夢見ております。  ↓ぽちっとクリック応援お願いします♪ にほんブログ村 旅行ブログ＞旅行ガイド・プラン：人気ランキングへの応援を有難うございます。旅を大切に思う一人として・・・私らしく旅の良さをお伝えしていきたいと思います。 close

未完の世界遺産　サグラダ・ファミリア