世界遺産の「ペトラ」に行ってきた(後編)の詳細

世界遺産の「ペトラ」に行ってきた(後編)
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記事タイトル 世界遺産の「ペトラ」に行ってきた(後編)
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【1082日目】ワディ・ムーサ(2019年4月25日(金)のおはなし)はいこんにちは。どうもだばでーです。今日もよろしくお願いします。というわけで今日は昨日に引き続き、ヨルダンが世界にその入場料の高さを誇る世界遺産「ペトラ」でぶらぶらだらだらしている様子をお送りしたいと思います。…… more とくに前説はありません。とっとといきましょう、とっとと。■■■ブログランキングに参加しています。■■■この下のバナーをクリックしていただくと、このブログのランキングが上昇します。ランキングが上昇すると、ブログ主のテンションが少し上がります。それだけです。変なサイトとかには飛びません。リンク先のサイトが読み込み完了しないとポイントが入らないくせにわりと読み込みに時間がかかります。ブログを読む前にクリックしておくと、読み終わった頃に読み込みが完了していてスムーズですね☆にほんブログ村凱旋門はい。昨日はこの凱旋門のところで記事を終えましたね。覚えてますか?この凱旋門は当時、一般人が生活するエリアと限られた人間しか入れない聖域とを区分するためにあったという話をしましたね。覚えてますか?というわけで今日はまずこの凱旋門をくぐり、聖域へと入っていきたいと思います。ここまではいいですか?カスル・アル・ビント聖域へ入るとまず見えてくるのはこの建物。カスル・アル・ビントというそうです。カスル・アル・ビントその立地的にペトラでもかなり重要な建物だったと想像されますが、いかんせん保存状態が悪いです。中に入ることも出来ません。ペトラのあるこの地域は結構地震が起こるらしく、ペトラも大概被害にあっているらしいです。何度か修復したりして使い続けてきたものの、何度目かの地震で諦めて放棄された状態が今見られるもの。そういう意味で日本っていくら地震があっても同じところに住み続けるのすごいですよね。まぁ放棄したくても他に行き場が無いってのが正直なところだと思いますが。平地少ないですからねぇ。このカスル・アル・ビントから向こうは切り立った岩山が連なるエリア。そんなところ行きたくも無いのですが、その岩山の奥の方になんかあるらしいので行くことにします。しゃーなしやで。ペトラこんな感じです。まぁ景色はいいですよね、景色はね。このクソ日差しの強い日にこんなトコ登らされているという事実さえなければ非常にいい景色ですよね。ライオンの墓途中脇道の先に何かありました。ライオンの墓というそうです。ライオンの墓お名前の由来は入口の脇にライオンのレリーフがあるからですかね。ペトラこんな渓谷をひたすら登ること若干1時間。エド・ディルついに目的地のエド・ディルに到着しました。建物の規模としては大神殿が最大なのですが、こういう岸壁に造られたモニュメントとしてはペトラではこれが最も大きなもの。このエド・ディルの前には大きめの広場があって、そこにはワイルドなカフェがお店を構えています。ちょうどお昼時なので、ぼくも持ってきたランチボックスをいただくことにしました。キュウリがまるごと放り込まれていたりとなかなかワイルドなランチボックスでした。エド・ディルそれにしてもでっけぇなぁ。よくこんなもの彫りましたよね。まぁインドのそれに比べると大きさもきめ細やかさもまだまだですけども。ちなみにこのエド・ディル、西向いて建っているので順光で見たいなら午後に来るのがオススメです。ペトラお昼ごはんも食べたし引き返しましょうか。ところでこの辺のベドウィン(この地域の原住民の俗称)はイスラム教徒だと思うんですが犬を飼ってるんですよね。たくさん犬がいる。犬ってイスラム教では不浄な生き物とされているので、イスラム教の盛んな国に行くと途端に犬を見なくなるのですよ。トルコとかぬこばっかりでしょ。まぁベドウィンって今でこそ定住してますがもともと遊牧民なので、家畜を追うのに犬は必須だということでしょうかね。教義よりも実利の方が重要視されたのですね、きっと。ペトラはい降りてきましたよー、と。写っているのはカスル・アル・ビントですね。カスル・アル・ビントの手前に水路(枯れてるけど)が写っていますが、あの川のこちら側はまだ散策していないので、そこを見ながら戻っていきたいと思います。大神殿ここはちょうど大神殿のお向かいにある丘の上。ここから見る大神殿もなかなか雄大ですね。有翼ライオンの神殿その丘の上に建っているのが、こちらの有翼ライオンの神殿。柱柱が輪切りの岩を重ねたような形状で面白いですね。こういうオモチャあったよな。なんて名前だったっけ。倒さないように下のブロックをハンマーでふっ飛ばしていくやつ。カスル・アル・ビント方面大神殿王家の墓この有翼ライオンの神殿からはペトラのメインのエリアが一望できます。こうやって見るとだいたいの岩山には何かしらの穴が掘られていますね。だいたいお墓みたいですけど、こんなにお墓に囲まれて生活するのってどうなんでしょう。ちなみにこれから向かうのは3枚目の写真に写っている「王家の墓」方面。ここは来る時も当然前を通って来たのですが、エド・ディル同様西向きに建っているので午前中は逆光だったのですよね。そこであえて行きはスルーし、帰りに寄っていくという完璧な作戦です。ビザンチン教会と、その前に。有翼ライオンの神殿と王家の墓の中間ぐらいにあるこちらはビザンチン教会。ペトラってナバタイ人の王国の首都だったわけですが、それはローマ帝国に併合されるまでの話。ローマ帝国の属州となってからはローマ化が進み、ローマ劇場が出来たり、さっきのエド・ディルなんかも教会として使われていたという説が有力。そんなわけでこうして普通に教会も建っています。ビザンチン教会内部もちろんビザンツ時代の教会ですので、、、モザイクモザイクがね。あるよね、そりゃあね。ここも動物や植物がモチーフのものが多いですね。マダバのモザイクもそういう感じだったのですが、やっぱりデザインも地域性あるんでしょうか。王家の墓はい。というわけで王家の墓到着です。ペトラで人が群れている場所というのは、エル・ハズネ(宝物殿)とエド・ディル、そしてここぐらいのもの。あとはまばらです。王家の墓それぞれ別の時代の偉い人に建てられたものだそうですが、王家の墓というわりに本当に墓だったのか?という話もあるそうで、まぁよく分かっていないみたいです。そういう話はともかく、これは普通にかっこいいですね。ぼくこれ好き。王家の墓からの眺めあとこのお墓からの眺めも良い。そしてこの王家の墓。裏側を通ってこの上まで行けるのですよ。まーた階段か、って感じですけどね。行きますよ、行けば良いんでしょ。上からの眺めひーこら言いながら登ってきた王家の墓の上の方。ローマ劇場ローマ劇場があの大きさですから結構登ってきたということがお分かりいただけるでしょうか。そしてこの道、ただ景色がいいだけでは無いのです。この道をずーっと進んでいくと、、、エル・ハズネ1番最初に見たエル・ハズネ(宝物殿)を上から見るスポットに辿り着くのです。ほら、あれですよ。あのインディー・ジョーンズの、、、。エル・ハズネ斜めからばっかりで正面からの写真は無いの?とか思われました?正面からの写真も撮ろうと思えば撮れるんですよ。撮れるんですけど、、、変なカフェその正面からの写真が撮れるベストスポットにはこのような違法臭がプンプンする変なカフェが建っており、そこに入らないと見えないのですよね。で、写真を撮りたければ中に入って何か飲めと書いてある。書いてあるんですよ。堂々と。写真撮りたいんでしょ?どうぞどうぞ?もちろん何か飲んでいくんだよね?という。相変わらず人の足元を見ることにかけては類稀な才能を見せますね、ここの方たちは。もちろんそんなテには乗らないわたくしは、正面からの写真は撮りませんでした、ということです。さ、帰ろ。上の方さっきも見たこのドンキーですが、この坂道がキツい人はドンキーで運んでもらうサービスもあるみたいですよ。ぼくが登っている時も、ドンキーよりも体積のありそうなヨーロピアンの女性がドンキーに乗って登っている姿を見ました。ドンキーが可愛そうだと思いました。王家の墓はい。降りてきました。あとは来た道を戻ってビジターセンターへ向かい、宿の無料送迎が来る時間に合わせて集合場所にいれば万事終了。宿に戻ったらシャワーを浴びて、昨日と同様食べ放題でお野菜をたくさん摂取すれば完全なるペトラ・デーを過ごすことが出来るという寸法。何を急に語りだしたかと言うと、ぶっちゃけこの時点でへとへとになっており、この先写真も撮ってないし特に書くこともないということです。もう正直早く帰ってキンキンに冷えたコーラをがぶ飲みしたいとしか考えてませんでした。というわけで、今日はペトラのメインの見どころのうち犠牲祭壇というところだけ行けなかったのですが、それ以外はだいたい1日で見ることが出来ました。正直2日券とか買ってもメインどころだけ見ればいいという人は持て余すんじゃないかと思います。それこそ奥の方までトレッキングしたいという方は必要でしょうけど。ヨルダンやレバノンの遺跡はここも含め非常にいいですね。他所ではなかなか見られない規模と状態です。さすがはメソポタミアというところでしょうか。ここペトラもかなり満足度の高い遺跡でした。丸一日いれる観光地ってなかなか無いですよ。それも飽きもせずですから。まぁコスパは悪いと思いますけどね。入場料高すぎな、マジで。ランキング応援のクリックをお願いします↓にほんブログ村今日もありがとうございました。 close

世界遺産の「ペトラ」に行ってきた(後編)
サイト名 William Dabadieの世界一周ブログ
タグ ペトラ 世界遺産
投稿日時 2019-06-07 14:22:01

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