この記事は2008年8月16日にWikiモード版でアップしたものを見やすくするためにかんたんモード版でリニューアルしたものです。 ------------------------------------------------------- 　エフェソス遺跡の拠点セルチュクで昼…… more 食を終え、これから世界遺産（複合遺産）のヒエラポリス-パムッカレへ向け東へ約２３０Km、約３時間のバスの長旅。南トルコの山並みを眺めながらモスクが必ずある小さな町や田園地帯をいくつも通り過ぎ、最後に忽然と白い丘が姿を現してきました。それが目的地でした。 　夕方４時頃でしたが、炎天下のパムッカレの町へやっと到着しました。パムッカレは石灰棚の丘陵地帯の名前で、トルコ語で「綿の城」あるいは「綿の宮殿」という意味をもつトルコ有数の温泉保養地になっています。この石灰棚の上部に２世紀頃に栄えたヒエラポリスというローマ帝国の都市の遺跡が残されています。何度もの地震で遺跡が崩壊し廃墟となっており、現在、円形劇場や大浴場などが残っているだけです。時間の関係で遺跡近くまでは行けなかったのですが、望遠で捉えた遺跡を紹介します。 写真はすべて左クリックで拡大できます。 １．今回のツアーでお世話になった観光バス （４０人乗りに１０人の超ゆったりツアーでした。） ２．エフェソス遺跡の拠点セルチュクをあとに パムッカレへ約２３０Km、約３時間のバスの旅です。 ３．沿道から見えたモスク どんな小さな町にもモスクが必ずあります。 ４．パムッカレ世界遺産への分岐点 もうすぐパムッカレの町です。あと２２Kmです。 ５．バスからのパムッカレの石灰棚遠景 ６．石灰棚と遺跡への入場門 ３時間の長旅を終え、バスを降りたパムッカレは炎天下の猛暑でした。 地表近くの温度が３８度もありました。 熱中症防止に帽子、ペットボトルの水は必需品です。 ７．遺跡と石灰棚への南ビザンツ門 この門はビザンツ時代に建設された南門で、北側には北門もあります。 ８．ヒエラポリス遺跡全景 ９．ヒエラポリス遺跡　　 遺跡の一番の見所の円形劇場が奥に見えます。手前には教会、 バシリカなどがあります。円形劇場はローマ帝国のハドリアヌス帝に より紀元前２世紀に建造されたもので15,000人収容できたそうです。 １０．ヒエラポリス遺跡　（前の写真の拡大） １１．ヒエラポリス遺跡に使われていた円柱　 １２．ヒエラポリス遺跡博物館 ２世紀に建造された南大浴場を利用した博物館でヒエラポリスで 出土した彫像や石棺が展示されています。時間がなかったので 見学はできませんでした。 １３．紀元３世紀頃のヒエラポリス遺跡想像図 写真撮影：２００８年６月３０日 （本ブログの全ての写真はコピーライトを有す。無断転用・転載・複製を禁ず。） 　↓こちらにも応援クリックして頂けると嬉しいです。 [http://travel.blogmura.com/sekaiisan/ranking.html にほんブログ村 世界遺産] 新しいブログ「牡羊座の独り言　Ｐａｒｔ２」はこちらです。 →http://blogs.yahoo.co.jp/kassy6491  close

トルコ紀行（１０） 世界遺産・ヒエラポリス-パムッカレ その１-ヒエラポリス遺跡