イタリア4都市(ヴェネツィア、フィレンツェ、チンクエテッレ、ローマ)周遊旅行④~花の都フィレンツェ~ - 節約旅行と陸マイラーの詳細

イタリア4都市(ヴェネツィア、フィレンツェ、チンクエテッレ、ローマ)周遊旅行④~花の都フィレンツェ~ - 節約旅行と陸マイラー
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概要

ヴェネツィアでの楽しい滞在を終え、次にやって来たのは「花の都フィレンツェ」。 ※ヴェネツィア-フィレンツェ間は特急列車「italo」を利用しました。 ヴェネツィアに負けず劣らず綺麗な街でした。そんなフィレンツェの観光模様を書きたいと思います。(フィレンツェには2泊しましたが1日は…… more チンクエテッレ観光をしたので実質観光に費やしたのは到着した日の12:00頃から夜までの1日です。) www.enushi1993.com  ※前記事はこちらから   フィレンツェ基本情報  ■観光地:街全体が美術館・歴史都市と呼ばれるだけありとにかく美術館や教会が多いです。また、街自体がとても小さく、一日かければ主要観光地を回れます。 赤文字で記したのが主要観光地。縮尺を見てもらえば分かるように狭い地域に主要な観光地が凝縮されています。 ■移動手段:上述している通り、小さい街なので基本的には徒歩で十分だと思います。他には市内を走るバスでの観光が一般的のようです。   フィレンツェ滞在記 ホテル編 ヴェネツィアから特急列車italoを乗り継ぎ、サンタマリアノヴェッラ駅に到着しました。まずはホテルにスーツケースを預けに行きます。 フィレンツェでの宿泊先は「Hotel Porta Faenza」。駅から徒歩5分で着くほど近く、部屋も清潔で満足のいくものでした。またスタッフもフレンドリーでかつ非常時には柔軟な対応をしてくれました。 というのも2日目は朝早く出発する予定だったのでホテルの定めた朝食開始時間に間に合わなかったのです。ダメ元でなんとかならないか前日夜に聞いてみたところ、返金こそできないが朝食の代わりにパン・バナナ・ヨーグルトをくれました。こういう心遣いがあると、旅行がより楽しくなりますよね。 ちなみにヴェネツィアと同じく、フィレンツェも石畳の道なのでスーツケースを転がしながら歩くのは非常に困難です。やはり駅から近いホテルを選択したほうがいいかと思います。 カーテンの感じからヨーロッパの雰囲気を感じますね笑   フィレンツェと言えばT‐ボーンステーキ 旅行に来ればその土地の食材が食べたいですよね。 イタリアと言えばパスタやピザが真っ先に代表例として上がりますが、フィレンツェと言えばT‐ボーンステーキがとにかく有名。現地ではビステッカ(bistecca、ステーキのこと)と呼ばれています。 店によって当たりはずれがあるとのことで、ネットで調べ評判のいい「TrattoriaDall'Oste」という専門店に行くことにしました。駅前にあるため、ここを起点に観光もできるというのも大きなポイントでした。 夜は混んでて待たされるとのことなので昼から訪れましたが、沢山の人でにぎわっていました。注文を聞かれ、もちろんT‐ボーンステーキを注文しました(最低1kg~しか頼めないので、一人で行く場合は注意が必要です。) まずはバケットが到着。オリーブオイルをつけていただきます。 お肉の紹介冊子がテーブルにありました。イタリア語なので読めませんでしたが、お店のお肉に対するこだわりを感じますね。 待つこと15分ほど。。ついにお肉が来ました!とにかく分厚い。そして柔らか~い。 和牛のように油が多いわけではなくほぼ赤身なので「いかにも肉!」という感じがします。これだけ赤身なのに筋がなく嚙み切れるんですよね。 ソースは「ケチャップベース」「オニオン風味」「コーンポタージュ風味」の3種類が出てきますが、基本的には提供された状態で食べるのが一番。 T-ボーンについてる肉もそぎ落とします。 完食。1kgと非常にボリューミーなのに彼女と二人で食べきってしまいました。 イタリアと言えばワイン。普段は飲まないのですが、ステーキにはワインだろと今回ばかりは注文。お肉ともバケットとも相性がよく、美味しくいただきました。 サラダもお肉とのバランスがとてもよく美味しい。 合計61.5ユーロ(約7,600円)と少々値が張りましたが、後悔しないどころかもう少し高くても十分価値があるほど素晴らしいステーキでした。   腹ごしらえを済ませいよいよ街中へ さてフィレンツェ観光ですが、私たちが実際に回ったルートは Trattoria Dall' Osteでステーキを食べる サンタマリアノヴェッラ教会 サンロレンツォ教会 サンタマリアデルフィオーレ聖堂の見学 シニョーリオ広場 ヴェッキオ橋 ピッティ宮殿 ボーボリ庭園の見学 カフェ「Gilli」でティラミスを食べる です。ローマ観光の際にバチカン美術館を見学予定だったので、アカデミア美術館やウフィツィ美術館は見学してません。   まずは「2.サンタマリアノヴェッラ教会」を目の前の広場からパシャリ。 続いて「3.サンロレンツォ教会」。珍しく地味な教会。建築者が途中で亡くなったとかで未完の教会だそうです。 教会の影でできた日陰で休んでいる人多数。とにかく日差しが強いため、ずっと歩きとおしは辛いです。ただ、湿度が低いため日陰に入ると体感温度がかなり下がります。 続いて訪れたのがフィレンツェの象徴とも言えるドゥオーモ(「4.サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(左側)」)とサン・ジョヴァンニ洗礼堂(右側)です。 大聖堂西側のファザード(真ん中)。入り口になっています。装飾が豪華絢爛です。右側の塔は「ジョットの鐘楼」と呼ばれ、この塔を上るとドゥオーモを中心としたいわゆるフィレンツェの街並みが一望できるそうです(下調べ不足で入り損ねました。。) 入り口では服装チェック。神聖な場所なので過度に肌が露出した格好していると立ち入り禁止です。 中から大聖堂の中からドゥオーモの部分を見上げるとあの有名な「最後の審判」が描かれていました。 大聖堂からシニョーリオ広場に向かう途中に馬車が通りました。市民の足ではなく完全に観光客用のようですね。ちょっと乗りたかったのですが一目が気になるので断念、、笑 続いてやってきたのが「5.シニョーリオ広場」。中央にはコジモ1世の銅像がありました。ドゥオモやヴェッキオ橋の中間地点にあたり、とにかく団体の観光客が多い広場ですね。 シニョーリオ広場で代表的な建物のヴェッキオ宮殿。 ヴェッキオ宮殿前にあるダビデ像。これレプリカなんだそうです(オリジナルはアカデミア美術館)、美術系に疎く、アカデミア美術館に行かない私たちには十分でした(しっかり記念写真も撮っときました。) 続いて「6.ヴェッキオ橋」。この写真はヴェッキオ橋から撮った写真になります。写真では表せきれませんが、橋からの眺めは非常に素晴らしい光景でした。 昔は肉屋で賑わっていた橋ですが、今では貴金属店が中心の橋となっています。周りの人も半袖短パンのラフな格好で店に入っていたので、意を決してCartierに入って見ました。うーん、高い。すぐに回れ右です。 ヴェッキオ橋を渡ってついたのがここ「7.ピッティ宮殿」。荘厳なたたずまいを感じます。ピッティ宮殿の裏には「8.ボーボリ庭園」という裏庭がありそれぞれ入場券が必要です。 宮殿はヴェネツィアなどでも見学したため、世界遺産にも登録されているボーボリ庭園のみを観察することとしました。入場料は10ユーロ/人です。 こちらはボーボリ庭園からピッティ宮殿。 入って正面の坂を上ったところからみたピッティ宮殿。こんなにも美しい庭園は初めてです。 並木道もまた素晴らしい景観です。 が、とにかく広い。炎天下の中で歩き続けて限界になったところで芝生の広場が。当然小休憩です。周りの人もここで一休みしてますね。 奥に歩いて行くとの高台(ベルヴェデーレ要塞)があるとのこと。追加で2ユーロかかりますが、ここからの眺めが美しいとのことで見学してみることに。 最後の体力を振り絞って要塞に入ると、そこからの眺めは圧巻。本当に来てよかったというほど素晴らしい眺めでした。フィレンツェの街並みを一望できます。 ちなみにフィレンツェの街並みが一望できるスポットとしてはミケランジェロ広場から眺めるのが有名です。私たち元々はミケランジェロ広場に行く予定でしたがボーボリ庭園からの眺めがあまりにも良かったため、ミケランジェロ広場に行くのを取りやめました。それだけボーボリ庭園からの眺めはオススメです。   お茶するなら「Gilli」がオススメ 一通りの観光を終え、疲れた体を安めに向かったのがカフェGilli。1700年代に創業の老舗中の老舗。観光地のど真ん中にある立地の良さもありとても人気のようです。私たちは運よく待つことなく最後のソファー席に着くことが出来ました。 湿度が低いため日陰でのむドリンクは格別。 メニュー表にもこだわりを感じますね。 ここの看板メニューはティラミス。注文時にウェイターが飲み物だけ聞き、「あとはティラミスね」というほどみんな頼んでいる模様。冷たいソフトドリンクと一緒にいただきました。 ちなみにこのGillはレプッブリカ広場という広場にあるため、目の前ではアーティストのライブなどが行われ、優雅に音楽を聞きながらお茶を楽しむことが出来ました。   この後は体の疲労も限界だったためすぐにホテルに戻りましたが、フィレンツェは非常に楽しく美しい街並みでした。 フィレンツェ編はここまで。次回は色鮮やかな街並みが特徴のチンクエテッレを紹介したいと思います。 最後までお読みいただきありがとうございました。     close

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サイト名 海外旅行
タグ フィレンツェ ベネチア
投稿日時 2017-07-31 04:17:02

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