カンボジア旅行3日目の2014年2月26日は、カンボジアの世界遺産「アンコールの遺跡群」(Angkor) の中で、アンコール・トム (Angkor Thom) 周辺遺跡群を訪問してきました。スポンサーリンク アンコール・トム (Angkor Thom) 周辺遺跡…… more 群で訪問した場所 スポンサーリンク プリア・カン (Preah Khan)　プリア・カン (Preah Khan) とは「聖なる剣」という意味だそうで、石碑文によると、ジャヤヴァルマン7世がチャンパ軍との戦いに勝利したことを記念して建設されたようです。スポンサーリンク ニャック・ポアン (Neak Pean)　ニャック・ポアン (Neak Pean) には「絡み合うヘビ (ナーガ)」という意味があり、2匹の大蛇によって基壇を取り巻かれた祠堂が、中央の池に浮かんでいます。スポンサーリンク タ・ソム (Ta Som)　タ・ソム (Ta Som) 寺院は、もともと僧院であったそうで、伽藍の周囲には僧侶たちの住まいの痕跡が見られます。なお、東塔門は、リエップという高木の根に覆い尽くされています (最後の写真)。スポンサーリンク 東メボン (East Mebon)　東バライ (貯水池) の中心部、大池の中央に浮かぶように建設されたのが東メボン (East Mebon) です。ただし、現在、水は枯れています。スポンサーリンク プレ・ループ (Pre Rup)　ピラミッド式寺院であるプレ・ループ (Pre Rup) は、東メボンと同様の造りとなっていますが、こちらの方が壮大です。スポンサーリンク スラ・スラン (Sras Srang)　スラ・スラン (Sras Srang) は、王が沐浴をするための池とされています。スポンサーリンク バンテアイ・クディ (Banteay Kdei)　「僧房の砦」という意味があるバンテアイ・クディ (Banteay Kdei) は、元々、ヒンドゥー教寺院として建設された後、ジャヤヴァルマン7世によって仏教寺院に改造されたそうです。スポンサーリンク タ・プローム (Ta Prohm)　この日、一番訪問したかったところが、この「タ・プローム (Ta Prohm)」です。創建時はジャヤヴァルマン7世が母のために造った仏教僧院でしたが、その後、ヒンドゥー教寺院に改造されたと見られています。2枚目の写真） 東門の木3枚目の写真） 大蛇のように見える物4枚目の写真） 大蛇のように見える物（裏側）5枚目の写真） 血管のように絡まる木6枚目の写真） もっとも有名な巨木木7枚目の写真） 塔に食い込む木　なお、巨大に成長したスポアン (榕樹) に押しつぶされながらも、かろうじて寺院の体裁を保っているこの遺跡の状態は、日本人を含めた東洋人の心を強く打つそうです。逆に言えば、西洋人は、さほど感銘を受けないようです。スポンサーリンク タ・ケウ (Ta Kev)　「クリスタルの古老」という意味を持つ「タ・ケウ」(Ta Kev) 寺院ですが、ジャヤヴァルマン5世によって11世紀初頭に建造が始められたものの、王の突然の死によって未完成のまま放置されたそうです。なお、この日は、残念ながら closed でした。スポンサーリンク チャウ・サイ・テボーダ (Chau Say Tevoda)　チャウ・サイ・テボーダ (Chau Say Tevoda) は、トマノンとほぼ同時期かつ同様の平地式寺院で、経蔵が南北にあって、テラスが四方の塔門と連続していたことが痕跡からわかっています。スポンサーリンク トマノン (Thommanon)　トマノン (Thommanon) とチャウ・サイ・テボーダは、ともに同時期の12世紀の初頭に建設されたものですが、トマノンは、ほぼ建設時の姿を見ることができます。これは、10年以上の歳月をかけて、フランス極東学院によって修復がなされたからだそうです。なお、後にアンコール・ワットなどのより複雑な寺院建築へと進む原型を見て取れます。Best wishes to you !! close

【スポアン (榕樹) がヘビのように石に絡みつく幻想的な光景】アンコール・トム (Angkor Thom) 周辺遺跡群