世界遺産の登録数は現在1,092箇所となっています。(2019.1） ユネスコ世界遺産の登録内容としては、文化遺産、自然遺産、複合遺産の種類がありますが、その中には、歴史的価値が高いものや、文化的価値が高いもの、希少価値の高いものなど色々な観点から選ばれています。   なの…… more で中には、専門的な知識のない私のような素人が見に行ったところで 「？」 となるものや、 「どれもこれも似てるな・・」 となるようなものも多く存在しています。 事実、『三大がっかり世界遺産』なんて風に陰で呼ばれている不名誉な世界遺産もあります。 それはそれで面白い体験になると思うのですが、 今回は、シンプルに心から 「本当に行ってよかった」 と思った世界遺産を３つご紹介します。   まずは中欧のチェコから チェスキー・クルムロフ チェスキー・クルムロフ チェコの南西部にある街チェスキー・クルムロフは、首都プラハから鉄道または高速バスで約3時間です。 世界一美しい街とも評され、まるで童話の世界に迷い込んだような可愛い街並みが人気です。 とても小さい街なので、歩いて廻れます。 クルムロフ城を中心に、ヴルタヴァ川が街を囲むように蛇行して流れており、 その高低差から生まれる景観は他の場所とは違った美しさを持っています。 中世の面影が残る街中は、お洒落な雑貨を売る土産店やカフェが並び、街歩きを一層楽しくしてくれます。 ベストシーズンは春・夏ですが、雪の積もる冬の朝は観光客が少なく静かで、雪の白さとのコントラストがより一層の美しさを見せてくれます。       次はスペインから サグラダ・ファミリア サグラダ・ファミリア 1882年に着工し、現在も建築中の大きな教会です。 かつては建設に300年かかると言われていたのですが、技術の進歩によりかなり早まり、2026年竣工予定となっています。 この建物は、建築に興味があってもなくても、視覚に訴える光と影、彫刻や不思議な形の内部空間の臨場感が見る者を圧倒します。 エレベーターで塔に登ることができ、バルセロナ市内を一望できます。   また、内部にはガウディの作った模型や、実験の様子などが展示されており、 建築好きならばより楽しめることでしょう。   こちらは2005年にガウディの作品群として世界遺産に登録されています。 近くに建築家ガウディの他の作品も多数あり、見ることができます。        最後は定番になりますが、 ヴェネチア（イタリア） ヴェネチア 有名観光地の一つであるベネチア。 毎日多くの観光客でごった返す、ここベネチアですが、やはりこの街の特異さは他にはない特別なものです。 イタリア北部にあるこの街は、100もの小さな島々からなり、道路はなく、交通手段は車ではなく船になります。 この運河にはゴンドラが走り、船頭さんがカンツォーネを歌ったりと、ベネチアらしさを見せて楽しませてくれます。 狭い路地裏にはピッツァやパスタの名店も多く、イタリア料理を気軽に楽しめることも魅力の一つです。 close

添乗員がお薦めする本当に行ってよかった世界遺産3選　ヨーロッパ編 - たびぽっくる