太陽王ルイ14世が建設した"豪華絢爛"ヴェルサイユ宮殿の見どころ紹介 - 節約旅行と陸マイラーの詳細

太陽王ルイ14世が建設した"豪華絢爛"ヴェルサイユ宮殿の見どころ紹介 - 節約旅行と陸マイラー
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パリ旅行2日目。ヴェルサイユ宮殿にやってきました。 17世紀に太陽王と呼ばれたルイ14世が建てた(厳密にはルイ13世が建てたものを増築した)宮殿で、フランス絶対王政の象徴的建造物です。 この宮殿はとにかく「豪華絢爛」という言葉がぴったりな造りで、宮殿内部はもちろん宮殿の前に広がる…… more 庭園は広すぎてまともに回ろうと思ったら丸一日かかってしまう程です。   中学生の時に学校の授業で習ったときから行ってみたかったところです。期待通りの観光地でした。早速紹介していきます。   スポンサーリンク   宮殿までの行き方 宮殿見学 宮殿の外観 宮殿の中へ 鏡の回廊 続いて庭園見学 庭園でランチ トリアノン見学 まとめ   宮殿までの行き方 RERのC線を利用して、最寄り駅の「Versailles Château-Rive Gauche(ヴェルサイユ・シャトー・リヴ・ゴーシュ)」まで行き、そこから徒歩15分で到着します。 電車の天井にも絵があり、ヴェルサイユ宮殿の雰囲気を醸し出してます。   駅についてからは人の流れがあるのでそれに混ざっていけば、ヴェルサイユ宮殿に着きますよ(不安な方はグーグルマップ必須!) ここが入り口となっています。入り口とは行っても宮殿の入り口ではなく、宮殿の前に構えられています。 チケットは事前に公式サイト(英語かフランス語のみ)から購入しておくと並ぶ必要がないので便利です(公式サイトはこちらから)   入場口にインフォメーションセンターがあるのでここでマップをもらっておきましょう。普通マップなんてどこにでもあるかと思いきや、宮殿内には中々置いてないのです。。   宮殿見学 宮殿の外観 ヴェルサイユ宮殿の紹介写真で良く見られるのが、「鏡の回廊(鏡の間)」だったり「庭園」がほとんどです。だから宮殿の外観ってあまり見たことがなかったんですよね。 これが宮殿の外観です。綺麗な左右対称(シンメトリー)ですよね。外観も十分綺麗なのですが、個人的な感想は「思っていたよりも小さい」でした。 まあ宮殿なので必要以上に大きい必要無いのでしょうね。   近づいて撮るとこんな感じ。現代建築で見ても綺麗な建物ですよね。   宮殿外観写真を撮ってすぐ右側に「宮殿の入り口 兼 オーディオガイド貸し出し所」があります。 オーディオガイドはチケット代に含まれているので追加料金などが発生せずに借りられますよ。   宮殿の中へ いよいよ宮殿見学スタートです。ちなみに撮影自体は自由なのですが、自撮り棒利用禁止の看板がありました。観光客が多くて狭い室内だと周りの人にあたってしまうからでしょうね。 また、宮殿の中の見学コースですが、順路があるので自由に部屋を行き来するタイプではなく一つのルートで見学することになります。 廊下ひとつとっても宮殿の豪華さを感じます。。   奥の正面のところに王が来て何かの発表や号令を行ったそうです。   ビーナスの間、アポロンの間のように「〇〇の間」と呼ばれる部屋を見て回ります。そのどれもが壁一面に描かれていて素人目にも豪華さが分かります。ここは「マルスの間」と呼ばれ赤を基調とした部屋です。 これたぶんルイ14世の肖像画です。太陽王!笑   鏡の回廊 ここが最も有名で最も豪華な部屋になります。というかただの部屋というよりダンスパーティーとかにも用いられた会場なので結構広いです。 「鏡の回廊」の名前の通り17個の巨大な鏡が敷き詰められています(鏡の向かい側は手庭園)。当時は鏡は非常に高価なもので贅沢の限りをつくした部屋というわけですね。 17世紀当時の技術でこれだけのものを作ったと考えるだけで、膨大な労力と日数を感じることが出来ます。 皆さんとにかく写真撮りまくりです。   こんな豪華な部屋でダンスパーティーに参加してみたいです。笑   ここは鏡の回廊の隣にある部屋で「閣議の間」と呼ばれます。閣僚たちと重要事項を決める際に話し合う場として使われたみたいです。 ここは「王の寝室」。宮殿の中心にあります。寝室までも豪華ですが落ち着いて寝られたんですかね。汗 この隣の部屋は「第二控えの間」と呼ばれ、高官などが王の起床とともに挨拶するために待っていたそうです。挨拶の順番も家族 → 役職の高い順みたいな形で厳格なルールがあったそうですよ。   ここは「王の公式晩餐控えの間」。中央のテーブルで家族と一緒に朝食を食べたようです。毎日クラシックの生演奏とともに朝食を食べていたのが目に浮かびます。笑   こちらは「王の衛兵の間」。公式晩餐控えの間の隣にあり、近衛兵たちが王への謁見者を選別していました。 ヴェルサイユ宮殿の中で唯一装飾がほとんどない、質素な部屋となっています。   ここは「王妃の階段」。なんで王妃の階段なのか、、オーディオガイドから説明がありませんでした。。 以上で宮殿の見学は終了です。時間にして大体1時間くらいでした。   スポンサーリンク   続いて庭園見学 宮殿の見学を終え、そのまま庭園の見学に向かいます。この庭園は当時の庶民にも見学が許され王の持つ力に舌をまいたそうです。 冒頭でも書いたようにとにかく広いので、ポイントを絞って見学することが重要です。 有名なのが「トリアノン」と呼ばれる愛人向けの別荘(とういうかここも宮殿)です。 トリアノンは2つあり、 ルイ14世がモンテスパン夫人のために建てた「グラン・トリアノン(GRAND・TRIANON)」 ルイ15世がポンパドゥール夫人のために建てたが完成した時には亡くなっており、ルイ16世が王妃マリー・アントワネットに与えて利用された「プチ・トリアノン(PETIT・TRIANON)」 今回僕は、グラン・トリアノンを見学しました。 庭園はひたすらこんな風景が続きます。   庭園の中央にある大噴水。ここから見ると庭園もシンメトリーになっていることがよく分かります。   庭園でランチ とにかく広いのでレストランが2~3カ所あり、ほかにも屋台でアイスクリームなどが売られていました。昼前に行って宮殿を見学後、ここでランチするのがオススメです。 レストラン(名前は忘れちゃいました)の入り口。   こんな感じでテラスで食べることができます。 トリアノンに向かう途中にはこんな並木道もあります。   トリアノン見学 宮殿から庭園をのんびり歩くこと20分ほど。グラン・トリアノンに到着しました。 ここ愛人に与えた別荘ということで、ヴェルサイユ宮殿の豪華さとは違った女性らしい「華やかな」装飾を見学できます。※ただしオーディオガイドはありません。手持ちサイズのパンフレットをもらえます。 というか別荘にしては豪華すぎますよ。ほんと。。ピンクよりの赤色の家具が並べられています。   ここは「鏡の間」と呼ばれ、ルイ14世も数年間は利用して閣議を執り行っていたそうです。   ここは「皇后の寝室」です。王の寝室に比べると落ち着いていますね。   ここは宮殿の左翼と右翼をつなぐ柱廊。   ここは円形の間。中央にあるビリヤード台のようなものは一体何用だったのでしょうか。。   ここは黄色を基調とした部屋ですね。ここはトリアノンの目の前にある庭園。ここでも十分すぎるほどの大きさです。 以上で庭園を含むヴェルサイユ宮殿見学を終えました。   まとめ 前評判通り絶対王政時代のフランスの英知を集めた豪華な宮殿でした。 歴史的な背景に詳しくなくてもその豪華さ、優雅さ、華やかさは素人目から見ても壮大なものでした。 ここで見るべきなのはやはり「鏡の回廊」です。 現代の鏡と違い少し暗みがかかっていて性能としては劣るのにもかかわらず、当時の最高級の物品であったことが感じられるように壁一面に備え付けられています。 是非、パリに行った際には訪れてみてください。   スポンサーリンク   ※関連記事はこちらから↓↓     close

太陽王ルイ14世が建設した"豪華絢爛"ヴェルサイユ宮殿の見どころ紹介 - 節約旅行と陸マイラー
サイト名 海外旅行
タグ ベルサイユ
投稿日時 2018-11-04 00:31:02

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