「世界一簡単なフランス語の本～すぐ読める、読めれば話せる、話せば解る！（中条省平著・幻冬舎新書2018刊）」を読んだ。中条省平（ちゅうじょうしょうへい1954生れ）氏は、フランス給費留学生としてパリに滞在（1984～1988）し、パリ大学文学博士となり、帰国と同時に東大大学院博士…… more 課程を修了し、現在は学習院大学教授である。----- 「世界一簡単なフランス語の本」は、第1章「フランス語は読めればできる～綴りと発音の関係」が頗（すこぶ）る簡単であり、第2章以降、ラスト第7章「きょうママンが死んだ」まで大層難しい。第1章で止めておけば、フランス語の字面を読むことは出来るので、フランス料理のレストランのメニューは読めるようになるのだそうだ。英語のアルファベットの綴りは不規則だが、フランス語はとても規則正しいので例外はあるものの、外国人としては少々間違っても問題ないと書いている。------ 本と云うものは賢い人が書くと素人にも分かるように書いてくれるので、一瞬分かったような気にさせてくれるものであるようだが、この「世界一簡単なフランス語の本」では、各章を確実に分かるまで先には進まないでと注意書きがあるので、練習本としては良くできている。------ スタートの単語は次の通りでした。 Ｐａｒｉｓ（パリ）　Ｍｏｎｅｔ（モネ）　ｂａｌｌｅｔ（バレエ）　ｆｉｌｅｔ（ヒレ）　ｍｏｎ-ｂｌａｎｃ（モンブラン）　ｌｏｎｇ（ロン）　ｅｓｔ（エ） close

古都奈良・修学旅行と世界遺産の街（その６４０）