スペイン旅行7 2017/10/13 3日目午前 サグラダファミリア! - Some Were Born To Sing The Bluesの詳細

スペイン旅行7 2017/10/13 3日目午前 サグラダファミリア! - Some Were Born To Sing The Blues
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概要

スペイン旅行三日目。   今回のスペイン旅行の本丸であるサグラダファミリアを観に行く日がついにやってきた。大本命のサグラダファミリア以外にもサン・パウ病院、グエル公園と三つも観に行く予定が立っている。基本、旅行は滅茶苦茶緩やかな予定しか立てない俺達にしては珍しく、スケジュールが…… more ぎっしり(それでも他の旅行の人に比べたら、かなり緩いと思うけど)。 というのも、サグラダファミリアはチケット購入済。この建物には生誕のファサード(建物の正面という意味らしい)、受難のファサードと二つの塔があり、エレベーターで最上まで行ける。が、そのエレベーターの予約が朝の10時半。なんでもお昼過ぎになると団体客で混むので、個人観光客は午前に見るのが良いらしいのだ。また、生誕のファサードはガウディが設計したものだが、受難のほうは、ガウディじゃない。相方情報だと、やはり生誕のほうが混むのだとか。当然相方は生誕のファサードのほうを昇るエレベーターを選択。そして、グエル公園も16時半入場のチケットを予約。これら二つのチケットは日本にいる時にネット経由で購入。なんで、10時半と16時半と間が空いているかというと、お昼頃にサン・パウ病院を観に行く為。アクセスを考えると、サグラダファミリア→サン・パウ病院→グエル公園というのが効率的なのだ。サン・パウ病院だけはガウディ建築じゃないが、それでもやはり世界遺産なのだとか。相方は世界遺産マニアなので、「一日で三つも世界遺産を巡れるんだよー」とハイテンションになっていた。 エレベーターの予約が10時半。逆算して10時前にはサグラダファミリアに着いておきたい。朝御飯を8時過ぎに済ませ、相方の長々とした化粧が終わり、俺達は9時過ぎにはホテルを出発した。今回もサグラダファミリアには地下鉄で行く。今回はL2(つまり地下鉄2号線だ)に乗った。紫の案内図が半蔵門線を俺に思い出させた(東京の地下鉄である)。 電車がやってくる。地下鉄とかが来る度に写真を撮りまくったのだけれども、いかんせんピンボケが多い。俺の腕と安いデジカメだと動く被写体は綺麗に撮れないのだよなあ。 降りる駅は、サグラダファミリア駅。判り易い。というか、この場所に他の名前は付けられないだろう、多分。 ホームに降りたものの、(正しい)出口が判らない。が、相方が「ね。あっちに人が沢山行くから、あっちの出口でいいんじゃないかな」俺もそれが正解だと思う。 地下鉄の改札を出て、階段を上がった瞬間、サグラダファミリアの景色が目に飛び込んできた。 本当に圧倒的な迫力でこの絵面が視界に写った。「わぁー」思わず声が出た。すげーな。正直、過去にいくつかの観光スポットを見て「綺麗だなあ」と感心した事はある。サンフランシスコの金門橋とか、イスタンブールのブルーモスクとか。だが、見た瞬間にここまでの迫力は初めてだった。勿論、今回の旅行はまだ三日目だし、他にも見る物や行く場所はいくらでもある。だが、サグラダファミリアを見た瞬間に、「今回の旅行は勝ったな(何にだよ?)」と正直思った。ここさえ見ておけば、後の予定がどれだけくるっても、それはもうオーケーな気になった。 せっかくなので、サグラダファミリアの前で調子に乗る相方を撮っておく(ちなみに俺の写真はない。何故かと言うと相方が撮ってくれなかったからだ) 階段昇ってすぐの景色に圧倒されたが、暫くすると回りを観察する余裕が生まれた。道路挟んだ反対側は観光客が多数。そして土産物(サグラダファミリアと無縁な物を売っている店も多い)もある。 とにかく、建物の凄さと観光客の多さに驚く。まあ、スペインでの一番の観光スポット(というか、ヨーロッパのトップクラスの観光名所か)なのだが、それは当然か。ガイドさんが団体客に説明してたりする。 道端で、チープなマグネットも売っている。俺は旅行に行くとその場所のマグネットを自分自身への土産に買うのだが、ここではまだ早い(どうせ同じようなものはバルセロナの何処でも買えるだろう)と思い、見るだけにしておいた。 チケットを係員に見せて入場し、早速音声ガイドを借りに行く。当然ここも日本語版がある。有難い事だ。入ってすぐに建物の彫刻とかを眺める。歴史的背景とかそういったものに興味がないので、何を意味するのかなど一切判っていないのだが、単純に「良く出来てるなあ」と感心しつつ眺める(音声ガイドの説明も右から左なのだ)。 正直、細かい説明なんかどうでもいいというのが本音。ただただ、この美しいフォルムを見て楽しめばそれで充分じゃないか、という気にさせるんだよなあ。この下の画像の緑色の部分はなんでも日本人建築家が担当したのだとか(相方情報なので間違っているかもしれない)。俺は別に日本人だろうが、アメリカ人だろうが誰が作ったのだっていいじゃねえかと思うけど、相方は変に同国意識みたいなもんが働くようだ。 中に入ると、さらに感嘆する。いやあ、もう説明も何も不要だよな。美味いもん喰ったら「美味い!」美しいもの見たら「綺麗だ!」その感想以外、邪魔なだけだ。いや、感想すらも要らないか。 10時半にはちょっと早いので中をブラブラする。相方が「生誕のファサードの塔に登れるエレベーターの場所だけ確認しておこう」と係員に場所を教えて貰う。時間が10時ちょっと過ぎだったのだが「もう乗っていいよ」と言われた(と相方が言っていた。無論、俺はそんなスペイン語は判らない)。エレベーターに乗って生誕のファサードの上(最上階なのか実はよく判っていない)まで到着。時間にして30秒くらいかな。そこからは自力で徒歩で降りるのである。 階段を降りながら、色々目に入るものを次から次へと撮影する。俺達は実に不勉強で、エレベーターで塔の上に登ったら、どこを見るべきかとかの事前チェックを一切していなかった。相方も割と詰めが甘いのである。だから、その場その場で「へー」などと感心しながら、目についたものを撮るという、全くのノープラン観光客を露呈するのであった。 昨日もバルセロナの景色を堪能したが、こちらも中々良い。何といっても、サグラダファミリアから見たバルセロナだからね。 面白いオブジェとかも沢山ある。こういったオブジェの説明とかをきちんとしているブログもあるので、興味のある方はそういったちゃんとしたブログを参照する事をお薦めする。俺のブログを見ても、説明とかは一切無しだ(開き直り)。 下の画像は階段から塔を見上げた図。いやあ、ただの塔の内部だなーってだけの写真だけど、見てるだけで「なんか良くない?」と言いたくなるのは、ただの贔屓だろうか。 勿論、建設中の塔を見る事も出来る。 思ったよりもあっさりと地上に戻って来た。写真をダラダラ撮りながら降りたから、正確な時間は判らないけれども10分も掛からずに降りられると思う。 そしてあとは、ゆっくりと内部を堪能するのみだ。特に説明するような事もないので(説明責任放棄)、撮った写真を順に並べておく。 いやあ、しかし「美しい」以外の言葉が出てこないので、ボキャブラリが貧困な俺のような奴は駄目だね。下の写真が天井を見上げたもの。これも半端ない美しさだ。 ステンドグラスも当然綺麗なのだが、東側と西側だと配色を意図的に代えているのだそうだ(音声ガイド情報)。東側が青色系で西側がオレンジ系(だった筈) 実は、後で写真をカウントして判ったのだが、サグラダファミリアだけで160枚撮っていた。いくらなんでも撮り過ぎである(笑) だが、これらを見て貰えば、俺が阿保みたいに撮りまくったのも理解して貰えるかと思う。 相方が思い出したかのように「撮ってあげるよ」と言ってくれたのが下の写真。相変わらず構図が下手くそだ。ステンドグラスが見切れてるじゃねえか。左側に写っている女性は係員(エレベーターの場所を教えてくれた人)。 以下、適当に写真を載せておく。俺の余計な文章などないほうが、逆に良い気がする。 下が中の様子。午前中のせいか、それほど混んではいない感じ。お昼過ぎとかになって団体客が来るともっと混むのだろう。 珍しく相方が気を効かせてさらに写真を撮ってくれた。しかし、逆光ではないだろうか? 天井やステンドグラスも美しいが、床にも洒落た絵があるのだ。 内部をすっかり堪能したので、受難のファサードのほうに回る。こちらはガウディが担当ではない(では誰が担当? とか訊かないように。知らないのだ)。こちらだって悪くはない。でも、ガウディの建築したのと比べるとどうしてもね。 順番に観ていると、ここが最後になるので観光客でごった返している。まさに「ザ・観光名所」って雰囲気だ。 尚、地下に博物館とかもあるんだけど、本体と比べると全く面白みがないので画像は省略。相方と「次はサン・パウ病院だねー」と。 サグラダファミリアからサン・パウ病院までは一直線で行ける「ガウディ通り」がある。なんでも、この二つの世界遺産を真っ直ぐ行けるようにする為、途中にある家とかを全て排除したのだとか。日本のバブル時代の地上げみたいなもんですな(歴史的価値が全然違うけど)。 ガウディ通りを見つけたので、次はサン・パウ病院へ行く(という事で今回はサグラダファミリアのエントリだけでお終い)。   close

スペイン旅行7 2017/10/13 3日目午前 サグラダファミリア! - Some Were Born To Sing The Blues
サイト名 海外旅行
タグ サグラダファミリア
投稿日時 2017-11-08 00:36:03

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